こんにちは!
みらいーらの「みしまん」です!
今回は1月16日(土)に開催したイベント
15分で科学実験「冬にピッタリ!ほかほかカイロを作ろう!」をご紹介します。
この季節あると嬉しいカイロ。
定員が満席になるほどの人気ぶりでした!
最初に、参加者の皆さんに市販のカイロの「原材料名」を見てもらいました。
実は、カイロの材料はとてもシンプル!
表記の表現は少し異なりますが、どのカイロにも
「鉄粉、水、活性炭、バーミキュライト、吸水性樹脂、塩類」と書かれています。
「バーミキュライト、吸水性樹脂」はあまり聞きなれないと思いますが、
「水」を含むスポンジの代わりとなるものです。
今回の実験では、「紙」を代用しました。
ですので、カイロは「鉄粉、水、活性炭、塩」そして「紙」があれば作ることができます!
作り方もとても簡単!
まずは「鉄粉」と「活性炭」をしっかり混ぜて
小さくちぎって「塩水」につけておいた「紙」を入れて
振ったり、もんだりすると温かくなってきます。
紙(に染みこんだ塩水)を入れすぎると、熱くなりすぎるので、
やけどに気をつけながら少しずつ足していきました。
5枚ほど入れると「あっ、温かくなった!」という声が次々にあがりました。
最後に、カイロはどのようにして温かくなるのか簡単にご紹介。
材料を見ると、「鉄粉と活性炭が混ざって温かくなる」と思いがちですが、
実際は「鉄粉がさびることで温かくなる」のです。
もう少し科学的に言うと、鉄と酸素がくっつくこと「酸化」で温かくなります。
「水、活性炭、塩」は「鉄と酸素がくっついて温かくなる」のを助けるためのものです。
「酸化」についてもっと知りたくなったら、自分で調べたり、科学館スタッフに質問したりしてみてください!
皆さんの身近にある「科学」を、楽しく、気軽にお伝えしていければと思います。
それでは、また次のイベントでお会いしましょう!